顔のくすみを治したい!原因別のケアで鏡を見るのが楽しくなる!

顔のくすみは老け顔や疲れ顔の原因になります。

放っておくと、どんどん暗い表情になってくる顔のくすみ…どうにかしたいですよね。

今回は顔のくすみの原因と対処法について、詳しく解説していきます。

自分の顔のくすみが取れたら、鏡を見るのも楽しくなって、毎日自信を持って出勤できますよ。

つや肌美人の自分は、もうすぐそこまで来ています。

 

顔のくすみがひどい…

顔のくすみがひどいと疲れた印象になり、自分の顔が老けて見えてしまいます。

普段そんなに気にならなくても、ふと鏡で自分の顔をじっくり見たり、若い子の肌と比べたりすると、自分の顔のくすみがどんどん気になってきて…

どんよりした顔のくすみ、何とかしたいですよね。

 

顔の「くすみ」とは?

顔のくすみ、顔がくすんでる…という言い方は日常会話でよく使いますが、この「くすみ」って一体何なんでしょうか?

肌が暗い、透明感が無い、なんかこうどんよりとしている…

「顔のくすみ」をいざ説明しようとすると難しいですよね。

顔のくすみはシミやシワのように客観的に分かるものではなく、なんか顔色がさえない、トーンダウンしてる、表情がかたい…などの、主観的な印象です。

パッと自分の顔を鏡で見て「なんか前より暗いな…」と感じたら、それが顔のくすみです。

 

そもそも肌の色は何で決まる?

顔のくすみを改善するには、人間の肌の色が決まる3つの要素 を覚えておくと対処しやすくなります。

人間の肌の色は、

  • 角質層の色(グレー)
  • メラニン色素の色(イエローブラウン)
  • 血液(赤)

この3つの要素のバランスで決まります。

角質層 は皮膚の一番外側の層です。角質細胞が少し黒みがかっているので、角質が溜まると肌はグレーがかってきます。

メラニン色素 はお馴染みだと思いますが、紫外線を浴びるとメラニンは増えていき、イエローブラウンが強くなります。

血液 も肌の色に関係していて、酸素を十分に含んだ血が体にめぐっていれば、ピンクがかった明るい血色のいい色になります。

顔のくすみは、主にこの3つのバランスが何らかの原因で崩れているときに起こります。

 

色黒とくすみの違いは?

元々の肌の色が濃いことを「色黒」や「地黒」と言ったりしますが、顔のくすみも肌が暗くなるという意味では似ていますよね。

色 “黒” と言っても、実際の肌の色は濃い茶色です。

肌の色を決める三要素のうち、茶色い要素はメラニン色素のイエローブラウン。

メラニンが多くなれば当然、茶色味も多くなってきて「色黒」と呼ばれる状態になります。

色黒がメラニン単体の影響が強いのに対し、顔のくすみは主に「血液」「角質層」「メラニン」3つの色要素のバランスが崩れて起こります。

色黒と顔のくすみは、似ているようで元の原因に違いがあるんですね。

 

くすみの種類

顔のくすみは、角質層、メラニン、血液の3つの肌色要素が深く関わっています。

3つのうちどこに影響が出ているかでくすみの種類も違ってきますし、他の物質由来のくすみもあります。

ひとつずつ見ていきましょう。

 

青くすみ

目の下や顔全体に出る顔のくすみで、いわゆる血色が悪い状態のくすみです。

主に血行不良が原因で起こります。

 

茶くすみ

日焼けのように茶色にくすむのが茶くすみです。

紫外線を浴び、メラニンが大量に生成されて色素が肌に沈着した状態です。

 

黄ぐすみ

その名の通り、顔が黄色っぽい状態です。

日焼けのような色ではなく、ややオレンジがかった肌の色は黄ぐすみの可能性があります。

黄ぐすみの原因やケア方法はこちらの記事で詳しくまとめています。

⇒黄ぐすみ原因とケア方法を知る

 

赤くすみ

乾燥や紫外線の影響で、黒ずんだ赤色の肌に見えるのが赤くすみです。

いわゆる赤ら顔のような状態です。

 

黒くすみ

毛穴汚れや皮脂の影響で、肌が黒ずんでいる状態。

小鼻の横に多く見られます。

 

顔のくすみ6つ原因

ここからは、顔のくすみの原因について。

くすみを解消したいなら、まずはくすみの原因を知っておきましょう。

 

1.角質肥厚(かくしつひこう)

肌の角質は自然にはがれていくものですが、古い角質がはがれないまま厚くなってしまうことがあります。

古い角質がたまって厚くなった状態が「角質肥厚(かくしつひこう)」です。

角質肥厚になると、角質細胞の黒みで全体的にグレーがかって見えるようになります。

 

2.乾燥

乾燥も顔のくすみの原因になります。

肌が乾燥してバリア機能が低下すると、角質は厚くなってバリア機能を保とうとします。

角質が厚くなるので、先ほどの「角質肥厚」と同じような状態になり、肌がくすんで見えてしまいます。

 

3.血行不良

血液中の酸素が不足すると、血液の色が暗くなり、顔のくすみの原因になります。

俗に言う「血色が悪い」状態で、肌がくもって見えたりもします。

 

4.メラニン

メラニンと来れば紫外線。日焼けのような状態のくすみです。

日焼けの状態に似ていますが、なかなか治らなかったり、茶色にくすんで見える場合は、メラニン由来のくすみかもしれません。

メラニンを作るメラノサイトが刺激されて起こります。

メラノサイトを刺激する原因は紫外線の他に、皮脂の「遊離脂肪酸」が影響していることもあります。

 

5.糖化

体の中の糖質とタンパク質が結びついて発生する「AGEs(エージス)」が、体にダメージを与えます。

この現象が「糖化」で、AGEsが黄褐色を帯びていることから、黄ぐすみの原因になります。

 

6.カルボニル化

肌の深部にある真皮(しんぴ)が黄色化する現象で、タンパク質の性質が変化して起こります。

耳慣れない言葉の「カルボニル化」ですが、黄ぐすみの原因として、資生堂と防衛医科大学校皮膚科などの共同チームが解明したものです。

黄ぐすみの原因が、糖化以外にあったことを証明しました。

 

若いのにくすみがある…?

顔のくすみは年齢を重ねると出てくるイメージがありますが、最近では若い女性もくすみを気にしている人が増えています。

これまで挙げた原因の他、若い人に多いと言われているのが「スマホによるくすみ」です。

スマホのブルーライトが睡眠の質を下げ、肌のターンオーバー周期が乱れることで肌がくすんだ状態に…

就寝前のスマホいじりは要注意です。

 

どの原因がどのくすみになる?

先に挙げたくすみの種類と、くすみの原因との数が合わないと思われた方もいるかもしれません。

血行不良なら必ず青くすみ、乾燥なら赤くすみ…のように単純な組み合わせなら分かりやすいのですが、顔のくすみは様々な要因が絡み合って起こります。

また、顔が赤く見える原因には、赤くすみの他にも「酒さ(しゅさ)」や「毛細血管拡張症」「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」などがあり、自分の顔のくすみがどの原因なのか、自己判断は難しいものです。

 

自分がどの原因のくすみか見極める方法は?

もちろんお医者さんに診てもらうのが一番ですが、もし自分自身でくすみのケアをしたい場合、

自分の顔のくすみの原因を、まず一つ仮定してみるのがポイントです。

自分の顔のくすみの原因は、角質が溜まっているから「角質肥厚」っぽいなと思えば、角質肥厚のケアをとりあえずやってみる。

それでダメなら別の原因、もしかしたら「乾燥」かもしれない。次は乾燥のケアをしてみる…

と言うように、ひとつ原因を仮定すれば、対処法が見えてきます。

まずは自分の顔のくすみを観察して、どの原因のくすみなのかを仮定し、対処法を実践してみる。ダメなら次の対処法というように試していきます。

それではその肝心の対処法をこれからお伝えしていきますね。

 

顔のくすみを改善するための対処法

1.角質肥厚によるくすみのケア


老化角質がたまる「角質肥厚」が原因のくすみの場合、本来必要なのは保湿です。

が、古い角質がたまった状態で保湿をしてもなかなか浸透しないので、まずはたまった古い角質を取り除く必要があります。

古い角質を取るのに有効なのが、ピーリングです。

ピーリングは専用の石鹸やジェルを使って古い角質を取り去り、新しい新鮮な肌を引き出す方法で、自宅で手軽にできる方法から、美容サロンや医療機関で行う方法もあります。

ピーリングの具体的な方法については、下記記事で詳しくまとめています。

⇒ピーリングの方法は?

 

2.乾燥によるくすみのケア

肌の乾きによる顔のくすみは、乾燥する冬に多く見られます。

乾燥と来れば、やはり保湿です。

保湿で重要なのは、保湿成分が十分に配合されているかどうか?

ぜひ取り入れたい保湿成分が「セラミド」で、セラミド配合の化粧品は必須です。

また、「ヒアルロン酸」も保湿効果が期待できる成分なので、化粧品を選ぶ時はセラミドとヒアルロン酸に注目して選びましょう。

具体的には「セラミド配合の美容液」が、毎日の洗顔等のお手入れに取り入れやすいのでおすすめです。

 

3.血行不良によるくすみのケア

血行不良になると酸素不足で血液は暗くなります。その分、角質層やメラニンの色味が強くなって、肌がくすんで見えてきます。

血行を良くするためには、やはりマッサージが最適です。

ポイントはマッサージクリーム等を使用して、やさしく行うこと。リンパのツボを意識すると効果的です。

また、大人コスメブランド SUQQU(スック)が提唱する「顔筋マッサージ」も、血流を促すマッサージとして注目されています。

 

4.メラニンによるくすみのケア

メラニン由来のくすみの場合は、やはり紫外線対策が重要になってきます。

日焼け止めを選ぶ時は、「SPF」と「PA」の数値に注目。

SPFは、紫外線に当たってから日焼けしてしまう時間を遅らせられる数値のこと。

紫外線に当たってから日焼けしてしまう時間は、個人差もありますが15分~20分ほど。

例えばSPF30なら、日焼けしてしまう時間を30倍遅らせられるという意味なので、20分×30倍=600分(10時間)になります。

PAは、UV-A(紫外線A波)から肌を守る効果を表す数値で、「+」が高ければ高いほど効果が高いとされています。

極めて高い効果がある PA++++
非常に効果がある PA+++
かなり効果がある PA++
効果がある PA+

どちらも数値が高いほど日焼けを防ぐパワーが高いと考えられますが、肌への刺激もその分強くなるので、肌に悪影響が出ない数値のものを選びましょう。

塗るタイプの日焼け止めが苦手な方は、飲む日焼け止めや、高濃度ビタミンC誘導体配合のUV乳液も美容液感覚で使えて便利です。

 

5.糖化によるくすみのケア

糖化は、糖質とたんぱく質が結びついて作られる「AGEs(エージス)」が原因なので、食べ物には注意が必要です。

糖質(炭水化物)を控えることが重要なのはもちろん、お菓子などの甘いものも控えて、糖分を抑えるのも重要です。

 

6.カルボニル化によるくすみのケア

カルボニル化の黄ぐすみには、オリーブ葉エキスが有効とされています。

お茶やサプリメント等に含まれているので、取り入れてみると良いでしょう。

 

即効性が期待できる顔のくすみカバー術

くすみのケアの効果を実感できるまでには少し時間がかかります。すぐに顔のくすみを何とかしたい!という場合に有効な方法を2つご紹介しておきます。

 

パック

くすみケアに即効性を求めるなら、パックはおすすめの方法です。

パックは肌を密閉するので、くすみに効く成分をギュッと凝縮して肌に伝えることができます。

パックの選び方ですが、乾燥に効く保湿タイプか、アンチエイジングのタイプのものが顔のくすみには最適です。

 

くすみカバーメイク

顔のくすみを外側からカバーするには、メイクに一工夫を加えましょう。

細かい部分や肌の色ムラを無くしたい場合には、コンシーラーが有効です。

さらに、顔全体の色の肌悩みを解消するには、化粧下地寄りの「コントロールカラー」を取り入れるとナチュラルな仕上がりになります。

くすみのタイプによって、取り入れるべきコントロールカラーは変わってきますので、一覧でまとめておきますね。

角質肥厚 イエロー
乾燥 イエロー
血行不良 ピンク
メラニン オレンジ
糖化 パープル
カルボニル化 パープル

 

角質肥厚・乾燥によるくすみ

角質肥厚と乾燥は、どちらもグレーがかったくすみになるので、イエローのコントロールカラーが良いでしょう。

 

血行不良によるくすみ

血行不良は血色が悪くなって青黒く見えるので、血液に近いピンク色のコントロールカラーがベスト。

 

メラニンによるくすみ

メラニンによるくすみにはオレンジのコントロールカラー。茶色いくすみにオレンジを入れることで、明るい肌に見せていきます。

 

糖化・カルボニル化によるくすみ

糖化、カルボニル化にはパープルのコントロールカラーで、黄ぐすみによる黄色味を抑えます。

コントロールカラーはシャネルやRMKなどのデパコス用品が人気です。

下記記事で、高級デパコスを安く買う方法を解説しています。

⇒高級デパートコスメを安く買うには?

 

顔のくすみが改善したら…

今、鏡を見たら、顔のくすみが目立つ自分の顔…

くすみが気になる生活は一言で言えば「どんより」

だけどくすみが改善したら、どんよりした梅雨のような生活にさよなら!できます。

ちょっとの手間とちょっとのケアで、キラキラ楽しい毎日を送りましょう。

 

まとめ

顔のくすみは、肌の色を決める角質やメラニン、血液が大きく関係しています。

また、糖化やカルボニル化など、他の物質が影響している場合もありますが、共通して言えることは、健康バランスです。

食生活に関わらず、睡眠、運動など、バランスのとれた生活が、顔のくすみからあなたを解放してくれます。

焦らずちょっとずつ、取り組んでいきましょう。