私もできた!ストレスコーピングで浮気された辛いココロをデトックス

ある日突然、「別れてくれ」と言われたら、あなたはどう思いますか?

しかもその原因がパートナーの浮気にあったとしたら…

あなたのココロは自分で思っているよりもズタズタです。わけもわからず自分を責めて、辛い思いをしていませんか?

今回は、心理学で用いられるストレス対処法の一つ、「ストレスコーピング」の方法をご紹介します。

私がパートナーに浮気されても立ち直ることができた、傷ついたココロをデトックスする方法です。

傷ついたココロの癒し方を知りたいあなたは、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。

 

デトックスのカギ! ストレスコーピング

浮気されたときに起こる人間の反応

パートナーの浮気が発覚したらどんな気持ちになりますか?

私は、ご飯も食べれなくなり、夜も眠れなくなってしまいました。女性としての自分を否定され、人生のどん底にいるような感覚です。

信じていたパートナーの裏切りは、とてもつらい体験です。

ココロにたくさん傷を負った私でも、立ち直ることができた方法が「ストレスコーピング」です。

今では自分に自信をもつことができ、子どもと一緒にしあわせな日々を送っています。

つらい体験をしている人が少しでも前を向いて生きていけるよう、私の体験に加えてストレスコーピングの方法をお伝えしていきます。

 

ストレスコーピングの方法はたったの2つ

からだやココロにたくさんの傷を負ったまま放っておくと、とてもキケンです。

ストレスコーピングを上手に使いこなすためには、ストレスの原因であるストレッサーと、ストレッサーから起こるストレス反応について知っておきましょう。

私の場合ですと、“浮気をされて別れを切り出されたこと” が「ストレッサー」で、“ご飯を食べられなかったり、眠れなかったりしたこと” が「ストレス反応」になります。

ストレスに対してうまく対処することをストレスコーピングといい、その方法はたったの2つです。

 

問題焦点型コーピング

努力が報われ、パートナーが自分のところに戻ってきてくれたら、からだもココロも楽になるかもしれません。

ストレッサーになっているパートナーの行動を変え、ストレスそのものをなくしてしまいます。

このような方法でストレスに対処することを「問題焦点型コーピング」といいます。

 

情動焦点型コーピング

しかし、いくらパートナーを振り向かせようと頑張っても、努力が報われないこともありますよね。

友人に話したり、好きなものを買ったりして気を紛らわせた経験はありませんか?

怒りや悲しみの感情をありのままに表現したり、趣味に没頭したり、もののとらえ方を変えることで起きているストレス反応を徐々に減らしていきます。

このような方法でストレスに対処することを「情動焦点型コーピング」といいます。

 

浮気されたときはどちらのコーピングが有効?

問題焦点型コーピングは、ストレッサーに働きかけるためかなりのエネルギーを使います。

ただでさえ弱っているのに、そんなエネルギーは残っていないですよね。

一方で、情動焦点型コーピングでは、起きてしまったことは仕方ないと考え、エネルギーを少しずつ回復させながら、自分の感情や考え方と向き合うチャンスを与えてくれます。

浮気されたココロのデトックスには、情動焦点型コーピングが有効です。

情動焦点型コーピングでズタズタなココロを上手にデトックスするためには、まず、浮気する人のココロを理解することから始まります。

 

浮気する人のココロをのぞいてみよう

浮気された原因はあなたではない

「浮気されたのは、自分に魅力がないから」と必要以上に自分を責めてはいませんか?

パートナーは浮気をした後ろめたさから、あなたの欠点を探し出していろいろ言ってきます。

ただひとつ、体験した私が言えることは、100%の確率であなたは悪くありません。

浮気する側にほとんど原因があり、自我が弱いことがすべての元凶です。

もう少しわかりやすく説明すると、浮気をする人は自分に自信が持てないんです。

自分を認めてくれる誰かを見つけて、心地よい場所を探しています。

つまり、浮気をした側が自分の問題に気づかない限り、浮気を繰り返してしまいます。

“浮気されたのは自分に原因があるからではない” と気づくことができたら、情動焦点型コーピングができている証です。

 

涙を流してココロのデトックス

私も情動焦点型コーピングで、しあわせと思えるほど立ち直ることができました。立ち直るため試したいくつかの方法をご紹介します。

 

泣いてストレスをデトックス

浮気をされたらとても悲しいです。泣いていいんです。

泣くことを抑えていると、コップから溢れる水のように感情の行き場がなくなってしまいます。

悲しい気持ちを涙で流すことができたら、自分を褒めてあげましょう。

 

感情に向き合って、後悔のないように

浮気されて悲しいと思うのは、パートナーを愛しているからではないですか?

愛する気持ちをなかったことにはできません。

私もそうでしたが、「もうこの人とは心の底からやっていけない」と思うまで、後悔のないよう向き合いました。

ふっきれない別れよりも、ふっきれた別れの方が、ずっと自分が輝いて見えます。

 

自分を支える価値はすぐそばにある

自分を支えている価値を円グラフに書き起こしてみましょう。円グラフのなかにはパートナーや家族、趣味や見た目などあなたを支えるたくさんの希望がつまっています。

以前の私は、50%、つまり半分の割合でパートナーが占めていました。別れを切り出されてからは、「自分に価値がない」と決めつけていました。

それから、考え方を変え、パートナーではない価値の占める割合を少しずつ増やしていきました。

子どもたちと一緒にいること、家族と楽しく過ごせること、誇りを持って看護師として働けることなど私を支える価値はたくさんありました。

目に見えていなかっただけで、自分を支える価値は“すぐそば”にあったのです。

 

まとめ

浮気をされたら簡単には立ち直れません。自分の感情を素直に認めてあげて、後悔のないよう向き合ってみてください。

必ず答えが出せるときがきます。

しあわせに満ちた人生を送れるよう、情動焦点型コーピングを試してみてください。